「夏野菜を子どもにどう伝えたらいいかな」と思ったときは、クイズにして話してみるのも使いやすい方法です。
きゅうり、トマト、とうもろこし、ピーマン、オクラなどの夏野菜は、スーパーでも給食でも見かけやすい食材です。
正解を覚えるためのクイズではなく、
「今度見てみよう」
「給食に入っているかな」
「切るとどんな形かな」
と、食べ物に興味を持つきっかけになれば十分だと思います。
家庭の食卓でも、保育園の給食前でも、気軽に使ってみてください。
夏野菜クイズは、食べ物に興味を持つきっかけになります
子どもは、ただ説明を聞くだけよりも、クイズになると反応しやすいことがあります。
「くーいずくいず♪なーんのくいず♬」と乗る子も多いです。
クッキング保育の導入時や行事食の前、七夕などの集会や給食前など使える場面は多く私も愛用しています。イラストボードや実物やフェルトで作った可愛いものなどバリエーションも出せるのでいいですよ。
保育園でも、普段はあまり気にしていない野菜でも、
「これ、何の野菜でしょう?」
「切るとどんな形になると思う?」
と聞くだけで、ぐっと顔が向くことがあります。
もちろん、全部正解できなくても大丈夫です。
むしろ、
「へえ、そうなんだ」
「今度見てみたい」
「今日の給食に入ってるかな」
と思えることの方が、食育としては大事だと感じています。
クイズの使い方
このクイズは、家庭でも保育園でも使いやすい内容にしています。
たとえば、家庭では、
・スーパーで夏野菜を見つけたとき
・夕食にきゅうりやトマトを出すとき
・とうもろこしを食べる前
・オクラを切ったとき
・苦手な野菜を無理なく話題にしたいとき
に使えます。
保育園では、
・給食前のちょっとした時間
・夏野菜に触れる食育活動
・クッキング保育の導入
・七夕そうめんや夏メニューの前
・野菜に興味を持ってほしい場面
で使いやすいと思います。
夏野菜クイズ5問

クイズ1|きゅうりに多く含まれているものは?
Q. きゅうりに多く含まれているものは、次のうちどれでしょう?
① 油
② 水分
③ 砂糖
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正解は、②の水分です。
きゅうりは、みずみずしさが特徴の夏野菜です。
暑い時期にさっぱり食べやすいのも、この水分の多さが関係しています。
子どもに話すなら、
「きゅうりは水分が多くて、暑い日に食べやすい野菜だよ」
くらいの言い方で十分です。
実際に見てみるなら、切った断面を見たり、スティック状にしてポリッとした音を感じたりするのも楽しいですね。
給食や家庭で出すときも、
「今日はきゅうり入っているかな?」
と聞いてみるだけで、食べ物を見るきっかけになります。
きゅうりについてもう少し知りたい場合は、夏に食べやすい理由や子どもへの伝え方をまとめた記事もあります。

クイズ2|トマトは赤いものだけ?
Q. トマトには、赤以外の色もある。
これは、○でしょうか? ×でしょうか?
正解を見てみる(こちらをクリック)
正解は、○です。
実はこうでした。
トマトというと赤いイメージが強いですが、黄色、オレンジ、緑っぽいもの、紫に近い色のものなど、いろいろな色があります。
スーパーでも、ミニトマトのパックを見ると、赤だけでなく黄色やオレンジのトマトが入っていることがあります。
子どもに話すなら、
「トマトって赤だけじゃないんだよ。何色があるかな?」
と聞いてみると、色探しのように楽しめます。
保育園でも、色の違うミニトマトがあると、子どもがよく気づいてくれます。
「これ黄色だ」
「こっちは赤い」
と話しながら見るだけでも、食材への興味につながります。
クイズ3|とうもろこしのひげは、何につながっている?

Q. とうもろこしのひげは、どこにつながっているでしょう?
① 粒
② 葉っぱ
③ 芯の外側だけ
正解を見てみる(こちらをクリック)
正解は、①の粒です。
大人でも意外と迷いやすいクイズです。
とうもろこしのひげは、粒と関係があります。
皮をむいたときに見える細いひげは、とうもろこしの粒につながっている部分です。
子どもに話すなら、
「とうもろこしのひげは、粒とつながっているんだよ」
くらいで大丈夫です。
難しい説明をしなくても、実際に皮つきのとうもろこしを見ながら話すと伝わりやすくなります。
家庭でとうもろこしを食べる前に、
「ひげ、どこにつながっていると思う?」
と聞いてみるのも楽しそうです。
保育園でも、皮むき体験やクッキング保育につなげやすい食材だと感じます。
クイズ4|ピーマンとパプリカ、肉厚なのはどっち?
Q. ピーマンとパプリカを比べたとき、一般的に肉厚で甘みを感じやすいのはどちらでしょう?
① ピーマン
② パプリカ
正解を見てみる(こちらをクリック)
正解は、②のパプリカです。
ピーマンとパプリカは見た目が似ていますが、食べたときの感じは少し違います。
ピーマンは緑色で、少し苦みを感じることがあります。
パプリカは赤や黄色のものが多く、肉厚で甘みを感じやすいです。
子どもに話すなら、
「ピーマンとパプリカ、形は似ているけど、色や厚みが違うね」
と見比べるだけでも十分です。
苦手な子に無理に食べさせるより、まずは見比べる、においを感じる、切った形を見るくらいでも、野菜との出会いになります。
保育園でも、ピーマンは苦手な子がいる一方で、パプリカの色には反応しやすいことがあります。
色の違いから入ると、話題にしやすい野菜です。
ピーマンが苦手な子には、無理に食べさせるより、色や形、香りから少しずつ出会う考え方もあります。→ ピーマンが苦手な子どもへ|苦いだけじゃない野菜との出会い方
クイズ5|切ると星みたいに見える夏野菜は?
Q. 輪切りにすると、星みたいな形に見える夏野菜はどれでしょう?
① オクラ
② きゅうり
③ とうもろこし
正解を見てみる(こちらをクリック)
正解は、①のオクラです。
オクラは、輪切りにすると断面が星のように見えることがあります。
七夕そうめんに添える野菜としても使いやすいですね。
子どもに話すなら、
「オクラを切ると、星みたいに見えるよ」
という一言だけでも伝わりやすいです。
実際に切った断面を見せると、
「ほんとだ」
「星みたい」
と反応してくれることがあります。
保育園でも、七夕や夏の食育とつなげやすい野菜です。
正解を知ったあとに、給食や家庭でオクラを探してみると、食べ物を見る目が少し変わるかもしれません。
オクラの星形については、断面が星みたいに見える理由をまとめた記事でも詳しく紹介しています。

クイズのあとにやってみたいこと
クイズをしたあとは、正解を覚えるだけで終わらせなくても大丈夫です。
たとえば、こんなふうに広げられます。
・今度スーパーで見てみよう
・今日の給食に入っているかな
・切るとどんな形かな
・においはどんな感じかな
・触るとどんな手ざわりかな
・家で食べるときに探してみよう
食育というと、しっかり教えなければいけないように感じることもあります。
でも家庭では、食卓で
「これ、クイズに出てきた野菜だね」
と話すだけでも十分だと思います。
保育園でも、クイズのあとに実物を見たり、正解の食材を給食で見つけたりすると、子どもの興味が広がることがあります。
七夕の時期に使うなら、そうめんやオクラをテーマにした食べ物クイズも合わせて使いやすいです。

クイズのあとに、家庭で話を広げるなら
夏野菜クイズをしたあとに、野菜の絵本や食材カードを見てみると、家庭でも話を広げやすくなります。
たとえば、きゅうりやトマトが出てくる絵本を読んだり、食材カードで野菜の名前を見たりすると、食卓やスーパーでも「これ見たことあるね」と話しやすくなります。
クイズで終わりにせず、実際の野菜を見る、触る、食べる流れにつながると、子どもにとって食べ物が少し身近になります。
無理に教材をそろえなくても大丈夫です。
まずは、家にある絵本やスーパーの野菜売り場、今日の給食や夕ごはんで見つけるくらいでも、十分食育になると思います。
保育園栄養士としてのひとこと
昔は、食育というと「少しでも食べられるようにすること」「苦手なものを食べられるようにすること」を意識しがちでした。でも実際には、見てみる、触ってみる、名前を知るだけでも、その子にとっては大切な一歩だと感じるようになりました。
これは長年食育をしてみて
保育園で子どもたちを見ていると、クイズは食材に興味を持つ入口として使いやすいと感じます。
正解できたかどうかよりも、
「見てみたい」
「触ってみたい」
「今日のごはんにあるかな」
という気持ちが出てくることの方が大切です。
苦手な野菜でも、いきなり食べるところから始めなくて大丈夫です。
見る、触る、においを感じる、切った形を見る。
それだけでも、その子にとっては食べ物との出会いになります。
夏野菜は色や形が分かりやすいので、家庭でも保育園でも話題にしやすい食材です。
まとめ
夏野菜クイズは、親子でも保育園でも使いやすい食育のきっかけになります。
今回のポイントは、次の3つです。
・クイズは正解を覚えるためだけのものではない
・実物を見る、触る、食べる流れにつなげると興味が広がりやすい
・食卓や給食前に「これ知ってる?」と話すだけでも食育になる
きゅうり、トマト、とうもろこし、ピーマン、オクラ。
どれも、夏に見かけやすい身近な野菜です。
今度スーパーや給食で見かけたら、
「これ、クイズに出てきた野菜だね」
と話してみるのも楽しそうです。


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